Archive for 12月, 2011


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2011年も今日でいよいよ最後となりました。今年は未来永劫にまで語り継がれるような大災害がありましたが

なんとか復興への歩みを進めていくように祈り、微力ながら援助を続けたいと思うばかりでございます。

今年、4月以降、自粛ムードから一転、積極的な消費活動が被災地を支える財源になるとのマスコミの論調や世論から

商業、観光業、製造業、飲食業は当面の危機を回避しつつあります。私もそのつもりで外食産業を助けようと

決意した、訳ではありませんが、(苦笑)青山のフレンチレストラン、「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」に

行ってまいりました。ミシュラン東京で三つ星、全世界レストランランキングで12位(アジアで最高点)という

超名店であります。ここはフレンチエストランではありますが、食材は厳選された日本国産にこだわりかなり和食の

雰囲気が漂っています。フレンチと和食の懐石料理が融合したような独創的なナリサワ料理と言えるでしょう。

本田技研本社ビル近くの青山のマンションの一階にありますが別棟のようになっていてモダンなデザインです。

インテリアもシンプルでモダンなデザイン。高級感が漂う知的で上品な空間です。

とにかく調理や食材の組み合わせ方が意外性がありアイデアに満ちていて新鮮な衝撃を受けます。

たとえばパン。テーブルの上でガラス容器に入れたパン生地をアルコールランプで湯煎に掛ける事により目の前で

発酵させ膨らんでいきます。膨らむと熱した石窯に移してふたをし焼きあげます。なんという演出。調理方法。

アミューズは牡蠣のフリットですが真黒な物体で異様ですが、これは表面に葱を炭化させた物を小麦粉に練り込んで

あり独特の食漢と味わいです。確かに炭の味はしますが上手く調和させていて新しい味覚になっているかと思います。

メインディッシュの飛騨牛のステーキもネギを炭化させて炭の粉状にしたものを牛肉にまぶして焼き上げており

その食感と旨みがよくマッチしていたと思います。

今年ももう少しで終わりますが、来年、良い年でありますように。

東京スカイツリーが23日と24日にクリスマス限定のライトアップを行うとの情報を得ていたので
本日、行ってまいりました。想像以上の美しさで、思わず見とれてしまいました。このライトアップ、
今までのスカイツリーの試験点灯よりはるかに完成度が高いです。来年の営業開始してからの
クリスマスライトアップは今後もこれでいくのでしょうか。
当日は、スカイツリー周辺道路は大渋滞、撮影スポットも大勢の人が詰めかけ混雑していました。
路上駐車も多くミニパトが警告を発している状況も見かけました。

パリで最後の観光はフランスで最高の観光客数を誇るエッフェル塔。

ここも実は二度目ですが前回は1階展望台(斜めに登るエレベーターで最初に到着する)でランチを

食べただけで最上階展望台には登っていなかったのです。今回、ようやく登ることができました。

最上階はフェンスの吹きっさらしというのは初めて知りました。寒くて風が強かったです。

パリ観光の定番、ルーブル美術館も行きました。ここも2度目です。しかし○十年ぶりで訪れたルーブルは

エントランスなどがかなり改築されていました。有名なガラスのピラミッドを含むメインエントランスと

地下にある逆ピラミッドです。映画「ダ・ヴィンチ・コード」でもロケ場所に使われていました。

パリではまずヴェルサイユ宮殿を見物。実は3回目で8年ぶりです。宮殿の入口に到着すると

ツアー客専用のモダンなエントランスが建っていて、ちょっと驚きました。ここで金属探知機の

チェックを受けます。まるで空港のようです。(パリの美術館ではほとんど導入されているようです)

前回までは団体で入館したのですが今回は個人グループで入館しましたが入口が違っていてちょっと

戸惑いました。団体は向かって左側から入館し右回りで見物、個人は右側から入館して左回りなのです。

三回目のヴェルサイユ宮殿、もう見慣れてしまったのと、2年前に北京の紫禁城を見ているので圧倒的な

スケール感では見劣りしますが美術的、芸術的には素晴らしく壮麗、豪華な内外観には魅了されますし、その

歴史的な背景にも感銘を受けます。↓は新しく完成したエントランス。

パリへ移動。パリでの宿はポルト・マイヨー広場のホテル・コンコルド・ラファイエット。

パリ市内では珍しい超高層ホテルです。(再開発地域ラ・デファンスには超高層ビルが多いですが)

29階に泊ったので夜景は素晴らしくエッフェル塔が見える部屋でした。ただしトップのレストランと

ラウンジはリニューアル工事中で休業中でした・・・残念。パリはクリスマスイルミネーションに彩られ

華やかでした。シャンゼリゼ大通りにイルミネーションが飾られていましたが東京でこのような幹線道路に

イルミネーションをしている例はないですね。表参道や六本木ヒルズ、丸の内仲通りは幹線ではないです。

ギャラリー・ラファイエット百貨店のクリスマスイルミネーションも素晴らしいです。神戸ルミナリエや

東京ミレナリオに比べるとスケールは小さいですが(デパート単独なので)デザイン的には似ています。

モンサンミッシェルで一泊後、翌朝早々にパリに向かって出発しました。

途中、ノルマンディー地方の港町オンフルールに立ち寄りました。距離的にはモンサンミッシェルと

パリの中間地点にあたります。東京~仙台間で例えると、いわき市・小名浜港位の位置です。

オンフルールはモネなど印象派絵画の発祥の地。モネの師匠、ブーダンの美術館もあります。

また有名な作曲家、エリック・サティの生家もあります。小さな港町ですが風情のある建物が多く

ゆったりした雰囲気に包まれています。

2011年フランスの旅

フランスのモンサンミッシェル、オンフルール(ノルマンディー)、パリに7日間行ってきました。

やや異常気象のせいか気温は毎日10℃以上あり、あまり寒くなかったです。添乗員さんの話では10月の方が

寒かったとか。また、通常の11月のフランスの天気は曇りや雨が多いそうですが、今回のツアーは太陽が時々、

顔を出し、晴れの日もあり天候には恵まれました。 ヨーロッパは不況と言われてい​ますが(日本もですが)

パリのデパートはクリスマス商戦に突入しイルミネーションも点灯し店内は大混雑していまし​た。

外人観光客(中国人や韓国人も)も多くて東京よりもまだ熱気や活気が あるような気がします。

ルイ・ヴィトンの店も入店に人数制限をしており行列ができていました。ディオールやプラダ、シャネル、コーチ、

イブ・サンローランなど他の有名ブランドはあまり混んでおらずヴィトン人気が良く分かりました。

前置きが長くなりましたのでそろそろ本題に。画像は観光の第一目標のモンサンミッシェル。パリから高速​バスで

5時間30分もかかります。(途中昼食タイムも入れて)パリからモンサンミッシェル間は東京から仙台と

同じ距離の380kmなのです。しかもパリ市内で渋滞したり途中でトイレ休憩、昼食などがあり、かなり遅れて

しまいました。結局、パリのホテルを朝8時30分に出発してモンサンミッシェルに到着したのは午後4時近くになり

かなり陽が傾いていました。もう少し明るいうちに到着して観光や撮影をしたかったのですが、予定通りには

ならず、冬なので日照時間が少ないので仕方ないですね。さてモンサンミッシェルの入口から中に入るとしばらく

お土産屋やカフェなどが軒を連ねておりちょっと驚きます。雰囲気は違いますが、浅草寺みたいです。(笑)

坂道や階段を登り建物の各部を見物しながら修道院の最上部にようやく到着したら太陽が地平線にかなり

近づいていて夕焼け空に。しかし何も遮る建物がないので360度パノラマで地平線や水平線が見渡せて

素晴らしい景色でした。夕焼けでしたが明るいうちにモンサンミッシェルに登ることができ良かったです。

ですが建物内部の見学をしつつ下に降りてきたらもう完全に陽が沈み夜でした。しかし、建物はライトアップ

され、しかもクリスマスイルミネーションが点灯していたので夜間はまた別の表情を見せています。

それも見られたので結果的にはラッキーだったと思います。その晩は近くのホテルに一泊し、名物の

オムレツを食べましたが、う~む、これって美味しいのでしょうか・・・・? 接客も・・・?。

遠いモンサンミッシェルですがTGVならパリから3時間、最寄駅からバスに乗り継ぎ現地まで30分だ

そうです。でも夏のバカンスの時期は観光客がどっと訪れるので道路が大渋滞し修道院の中も大混雑らしいです。

将来の話をしますと来年3月までは現状のように観光バスがモンサンミッシェルの麓の駐車場まで行きますが、

(画像でバスが駐車している)それ以降4月からはバスは手前の新駐車場で停められ、そこからシャトルバスに

乗り換えるシステムになるそうです。2015年には画像右下の道路がある土手を取り除きモンサンミッシェルを

以前のように海の中に浮かぶ孤島にして橋によって渡るようにするからなのです。なぜならこの道路のある土手が

原因で潮の流れが変わってしまいモンサンミッシェルの周辺に大量の土砂が押し寄せ以前のように満潮時に島が

海の中に浮かぶ事がなくなってしまったので以前の環境に戻そうとする計画なのだとか。2015年以降にまた

行ってみたいですね。