Archive for 6月, 2010


 
 
東京スカイツリーの展望台工事が順調に進んでいますが、展望台を望遠で狙っていると
スカイツリーの最上部で働いている作業員の方たちが、たまにカメラに写っている
時があります。画像を拡大したため画質は悪いですがご覧ください。
 
↓の画像はクレーンの操縦席にオペレーターさんが座っているのが見えます。
 
↓こんな所をよく歩けるものですね。多分高さは380m位でしょうか。
東京タワーの最先端より高い位置です。
 
 
 
 
 
先日、またもや丸の内オアゾのJAXAiに行ってきました。
小惑星「イトカワ」の探査を終え、無事、地球に帰還した「はやぶさ」の
展示を見に行ったのです。
事業仕分けで閉鎖が決まったJAXAiですが、ここへきて知名度が上がり、更に
はやぶさの大成功により人気のスポットに昇格したようです。大型テレビでも
CGによるはやぶさの飛行とイトカワ探査の映像を上映し、訪れた来場者が
食い入るように、その画面を見つめていました。
日本にとって、いや、人類にとってアポロ計画以来の偉大な挑戦、偉業だと思います。
しかし折しもFIFAワールドカップアフリカ大会の話題でマスコミの報道がかなり
差し引かれているように思います。もっと称えるべきだと思います。
 
 
↓の画像ははやぶさの1/8模型。
 
 
↓は小惑星イトカワの1/2000模型 隣に置いてあるのはM-Vロケット。
 
展示パネル
定点観測の記事が続きますが・・・。
東京スカイツリーは敷地の都合で東京タワーのように底辺部を広げることが不可能だった
ため、あのような直線的なスタイルになりましたが、それでも単純な形状に陥らないよう
かなり工夫はされています。まず底辺部分断面は三角形ですが、展望台付近では円形に
緩やかに変化しています。この為、タワーのデザインに日本の伝統文化に見られる
「そり」と「むくり」という形状も生まれました。 三角形の頂点が描く稜線は日本刀の持つ
「そり」を、円形に変化する部分からは、奈良・平安時代の寺院建築の列柱がもつ中央が
ゆるやかに膨らんだ「むくり」というデザインを持たせているそうです。
ちなみにギリシャのパルテノン神殿などの柱にも「むくり」があります。
(こちらは「エンタシス」と呼ばれていますが。)
 
スカイツリーは見る位置によって表情を変えます。力強い円柱に見える時もあるし
優美で巨大な矢にも見えますね。
 
 
 
 
 
 
 

スカイツリーのタワー部分の工事が一段落して、しばらく外観や高さの変化はないと
思われるので、タワー周辺の街並みや情景を追ってみます。
建築現場の沿道にて見かけた光景。
初老の男性が凸面鏡を自転車に乗せ、通りがかりの見物客に声をかけています。
スカイツリーと一緒に記念写真を撮れるように工夫した自家製の機材のようですが
商売ではなくボランティアでサービスをされているようです。地元の活性化のために草の根
活動をされているようで下町らしさを感じました。
 
 
↓はスカイツリーインフォメーション・プラザ内のミニチュアスカイツリー。
 
東京スカイツリーの周辺地域「押上・業平橋地区」をPRするキャラクター「おしなりくん」
 
押上・業平橋地区の「押(おし)」と「業(なり)」からとって「おしなりくん」と命名されました。
キャラクターデザインは業平橋の名前の由来になった平安の歌人、在原業平をモチーフ
にしているそうで、タワーをイメージした烏帽子を被っています。
業平商店街の並びのビル一階に「おしなりくんの家」があり、そこに置いてありました。
隣に立っているミニチュアスカイツリーはスカイツリーファンの方が趣味で作った模型を
展示しているのだそうですが、ここにも下町気質を感じました。
ちなみに「おしなりくんの家」は地元の観光PRセンターですが、あまりあか抜けていなくて
下町情緒が溢れています。(笑)
 
↓は業平橋駅のホームへの階段に描かれた東京スカイツリー。
施工会社の大林組の広告ですがアイデアが良いですね。
でも業平橋駅も昭和の香りが漂う駅でミスマッチ感が・・・。(笑)
  
↓は業平橋駅ホームからの撮影
 
建設中の東京スカイツリーが高さ398メートルに達し、いよいよ400mに
迫ってきましたが、残念ながら400m越えは当分なく、足踏み状態になるそうです。
6月からは、第1展望台の工事が優先されるため、ツリーの高さはしばらく変わらず、
400メートルの突破は7月下旬の見通し。6月末までには、展望台外側の鉄骨が
組み上がり、レストランなどが入る内部の工事も始まるそうです。
 
 
遠くから見ているとあまり巨大感を感じさせないスカイツリーですが、望遠レンズで撮影し
画像をさらに拡大させると、工事中の鉄骨や支柱がよく見え、あらためて巨大建造物
なのだなと実感します。
 
 
 
世田谷・砧のNHK技術研究所を一般に公開する「技研公開」が今年も行われました。
2007年にも見学に行ったことがあり、その時の記事はこちらです。↓
NHKの公式サイトはこちら。↓
 
 
 
今年も色々な新技術や機材が展示されていましたが、前回も展示されていて今回も
大きくスペースを割いて展示していたのは「スーパーハイビジョン(SHV)」です。
 
SHVは3300万画素(横7680画素X縦4320ライン)という超高解像度テレビ。
現在のBSフルハイビジョンが210万画素で1920X1080ですから、はるかに桁違いの
解像度なのです。ちなみに地上デジタルは156万画素・1440X1080です。
今回もプロジェクターによる450インチ大型スクリーンでの上映、液晶テレビやプラズマテレビ
などでスーパーハイビジョンの凄さをアピールしていました。
そして会場には日立製の3300万画素SHVカメラが展示されていて実際に撮影画像を
液晶モニターで上映していました。ただし液晶ディスプレープラズマディスプレー
フル解像度の機材が完成していないため3840X2160の58インチディスプレーを
4枚継ぎ合わせての公開になっていました。
 
 
↓壁に小物類を並べて撮影しています。
 
↓はディスプレイの画像です。
 
↓モニター右上のマトリョーシカをアップしてみましたがジャギーなどはまったく見えません。
 
 動画も撮影してきました。↓
    
 
しかし圧倒的だったのはやはりシアターでの上映です。大きな映画館ほどのスクリーンに
最初に映し出されたのはNHK交響楽団のクラシックコンサート。ベートーベンの
ピアノ協奏曲「皇帝」の演奏を収録したものですが、まるで目の前に本物のオーケストラが
出現したようなリアリティ。音響もリアルでした。
続いて「東京マラソン2010」の新宿都庁近くからのスタート風景。
32000人のマラソンランナーたちが一斉に走り出す光景をロングショットで捉えて
いるのですが、その豆粒のように映っているランナー1人1人の顔が識別できる
ほどの解像度。ここまで来ると高画質どころか気持ち悪くなりそうです。将来、SHVが
実用化されて、ある街角の風景を放送したら遠くに歩いている通行人のプライバシーまで
晒されてしまいそうですね。
そして「2009NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」の映像。中野選手の華麗なる
演技が氷上に展開されますが、シアターの温度が一気に下がるような錯覚を覚えます。
気温まで伝わるようなリアルなスケートリンクです。
 
そして「2009年NHK紅白歌合戦」のステージ。
EXILE の「Someday」
アンジェラ・アキ「 手紙 ~拝啓 十五の君へ~」

北島 三郎まつり」
のサビの部分が次々に上映されていきますが、ハイビジョン放送の紅白歌合戦とは
まったく次元の違う体験です。いや本当にハイビジョンは視聴ですがスーパーハイビジョンは
体験なのです。もう生でEXILE を見てしまったような気分になってしまいました。(笑)
北島三郎のバックで舞う紙吹雪も一枚一枚がはっきり見え、手に取れそうな感覚です。
3Dのブルーレイディスクが子供だましに感じられるような強烈な映像体験でした。
しかし、ここまでの映像は旧型の800万画素撮像素子を4枚使って画素ずらしした
デュアル グリーン方式カメラでの撮影。最後に3300万画素3板方式のフルスーパー
ハイビジョンの画像を短時間だけ見せてくれました。桜が満開の東宝スタジオ裏の
仙川沿いの遊歩道での撮影でしたが、桜の花びらの美しさもさることながら和服の
女性モデルの表情や手すりの金属感など生々しい表現でした。
 
 2020年にはBSで試験放送を目指しているとの計画です。
ハイビジョン初期のように最初は受像機が400万円くらいするのでしょうが
2030年ころには40~50万円になるでしょうか?