Archive for 11月, 2012


日本航空の機体整備工場、JALメインテナンスセンターを見学してきました。

場所は羽田空港、最寄駅は東京モノレールの「新整備場」です。(今回はモノレールで行きました)

後で知ったのですがメンテナンスセンター1とメンテナンスセンター2は環八を挟んで

建っています。車で羽田空港に行く場合、環八を羽田空港に向かって走って行き、敷地に入ると

滑走路の地下を潜りますが地上に出てきたところがJALメンテナンスセンター1と2の中間

なのです。そこを通過して左に曲がるとターミナルビルと駐車場へと向かう道になっています。

メインテナンスの正面玄関入口はオフィスビルのような建物になっておりインフォメーション

センターがあって見学者を受け入れるようになっています。売店や記念写真撮影コーナーも

ありました。ホールもありここで整備工場を見学する前に日本航空、羽田空港、旅客機についての

基礎知識の簡単な講座を受けます。例えば羽田空港は滑走路が4本あり風向きによって離着陸方向を

逆にするとか、航空機については飛行機の飛ぶ原理などを教えてくれますが、これは小学生じゃ

ないので余計な御世話だと言う感じでした。(笑)最新鋭機のボーイング787についての

話題にも触れ主翼、胴体が日本製であること、使われる材料はアルミ合金ではなく炭素繊維複合材料で

あること。つまりプラモデルのような飛行機です、と説明していました。メリットは軽量で強度が高いこと、

そして金属ではないので結露による腐食を心配する必要がなく機内の湿度を地上の大気と同等に、

また機体の強度が高いので客室内の気圧も 富士山5合目くらいの気圧にできるそうです。

航空機はマイナス50℃の成層圏を飛行するため、客室内に湿度があると結露して機体の結合部などが

腐食してしまう恐れがあるのです。炭素繊維複合材料なら腐食の心配がないので客室内の湿度を

上げられるのでした。また気圧の低い成層圏では与圧された機体は膨張してしまいます。

地上に降りると大気圧で圧迫され収縮します。これを繰り返すと金属疲労を起こし機体が

損傷するのですが、炭素繊維なら強度が高いので損傷の恐れが低く、気圧を上げる事が可能

なのです。従来機は湿度0で気圧も富士山8合目 位だったとか。787はかなり快適な旅が可能になりました。

ちなみにこの講座は撮影禁止でした。この講座が終了するといよいよ工場へ出発です。

航空機の格納庫や整備工場を見学するのは初めてで驚きの体験でした。広大な格納庫の中に

巨大な旅客機が駐機している光景は非日常的で感動的でした。またジェット旅客機をこんな

まじかで見られるというのもありません。残念なのはボーイング787はなく777だったことでした。

撮影は許可されていましたがWEBへの掲載は禁じられているので内部の画像はお見せできません。

↑ 見学者に配布される特製バッジ

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松島観光が終わってからいよいよ最終目的地、仙台へと向かいました。

この旅の記事もかなり引きずってしまいましたのでそろそろ切り上げるため取り上げるのは

一か所だけにします。それは自由行動で訪れた「せんだいメディアテーク」

この建物は建築家・伊東豊雄の作品で2000年に竣工、2001年に開業されました。

在来の建築の常識を覆した構造で13本のチューブ(ミニタワー)が6層フロアを支えています。

そのチューブの中にはエレベーターやらせん階段が収容されています。

様々な建築賞やグッドデザイン賞を受賞した傑作で世界的にも知られています。

2003年に仕事で、あるイギリス製SF映画の製作現場パインウッドスタジオを訪れたのですが、

美術スタッフルームの壁に資料用の写真が沢山、貼ってあり、その中にこの

「せんだいメディアテーク」があり驚いた記憶がありました。近未来の設定やデザインを

検討する際に資料として使われたと思うと嬉しいですね。

しかし特殊な構造が災いしたのか2011年3月11日の東日本大震災時に7階の天井材が崩落しました。

構造体には被害はなかったそうですが完全復旧には10カ月を要したそうです。

東北地方最大級の37階建て180mの仙台トラストタワーはまったく被害はなかったという話なので

前衛的な建物は耐震性に問題があるのでしょうか・・・。

石巻観光の翌日は松島観光へと向かいました。

松島は湾内にある無数の島が防波堤の役目をして津波の高さが1m70cmに抑えられた為

宮城県の他の海岸地域に比較すると被害が少なかったのだとか。確かに石巻は商店街の中に

更地になっている所が点在しておりシャッターが閉まったままの店、内部が壊滅したままに

なっている店がまだまだ残っていました。それに比較すると松島の商店街はほぼ通常通り

営業しているようでした。遊覧船の乗船率もかなり高かったようです。

しかし一方、自衛隊の松島基地は保有航空機のほとんどが津波で被災し2300億円の損害を出した

そうです。不幸中の幸いにもブルーインパルスは九州へデモフライトに向かっていたため

難を逃れたのだとか。危うくブルーインパルスが全滅する可能性もあったわけです。

遊覧船に乗って穏やかな海を見つめていると、あの3月11日の地獄絵図が信じられませんでした。

餌を目当てに群れで飛んでくるうみねこ達に癒されましたね。

石ノ森萬画館を見学後は石巻商店街を回ってきました。

この商店街には「いしのまきマンガロード」と呼ばれる石ノ森キャラクターのモニュメントが

19体、その他にもイラストや石像など多数のオブジェが設置されている通りがあります。

JR石巻駅から石ノ森萬画館へ向かう道に沿ってこれらのモニュメントが設置されています。

すべてではないですがほぼ全数を撮影。

石ノ森萬画館の内部画像です。撮影禁止の部分もありますのでほんの一部です。

石ノ森章太郎の生家を後にし次の目的地は「石ノ森萬画館」へ。

「石ノ森萬画館」は石ノ森章太郎が中高生時代、放課後を過ごした石巻市にあります。

生家と石巻市はかなり離れているのですが自転車で2~3時間かけて市内の映画館へ

頻繁に通っていて第2の故郷と思っていたとか。

そのため1990年代後半にマンガによる町興しを企画していた当時の石巻市長に協力を要請され

マンガのミュージアム構想が策定されたのだそうです。

ミュージアムは石ノ森章太郎氏の死後、2001年にようやく完成しました。

しかし昨年の東日本大震災の津波被害により「石ノ森萬画館」と石巻商店街は

甚大な被害を受けてしまいました。だが石ノ森萬画館の建物自体は津波に耐え、石巻商店街にある

石ノ森キャラクターの像のほとんどは損傷をうけず、残ったそうです。今、石ノ森キャラクター

たちは石巻市の人々の生きる希望になっているのですね。マンガのヒーローたちが街を救う一助と

なっているとは石ノ森先生もさぞや嬉しいことでしょう。そして石ノ森萬画館は1年8カ月ぶりに

復興し11月17日に再オープンしました。石巻市復興のシンボルになるよう祈っております。

宮城県登米市中田町石森字町にある「石ノ森章太郎ふるさと記念館」のすぐそばに

石ノ森章太郎の生家があります。生まれてから高校卒業するまで住んでいた実家です。

明治時代の建物だそうですがリフォームされているのか、それほど古い感じは

受けませんでした。ここに1938年1月25日に石ノ森章太郎は生まれ1956年に上京するまで

18年間暮らしていたのだそうです。家の中にはテレビやステレオなど1960年代の製品が

そのまま置かれていました。私はなぜか石ノ森氏とは縁があり氏が関わったスタジオ・ゼロに

中学生時代に友人と一緒に忍び込んだ?事があります。忍び込んだわけではなく玄関が

開いていたので見学するつもりで入っていったのですがスタッフの方がなぜか誰もいなかった

のでした。それで勝手に見学して誰にも咎められないまま出てきたのであります。

当時製作中だった「佐武と市捕物控」のセルやフィルムが事務所の机に置いてありました。

社会人になってから、ある仕事の関係で石ノ森氏が勤務先に訪れてきたこともありました。

突然の訪問でびっくりしまして少しだけお話しさせていただきましたが、緊張のあまり

何を話したか憶えていません。でも天才的な大漫画家なのに意外に気さくな方だと

思いました。その時の企画は実現せずに終わりましたが・・・。それから数カ月後

偶然、銀座で石ノ森氏を見かけました。こちらは気が着きましたが先生はワインバーに

入って行かれるところだったのでまったく気がつかなかったようでした。

いや、挨拶できたとしても御記憶に残っていたか分かりませんが・・・。(笑)

その後、先生が亡くなられ、なにかのきっかけで代々木にある石ノ森プロの本社に

ご挨拶に行くことがあり、その際に石の森先生の事務机を見せていただきました。

生前の使用中のままで保存されていて、たまたま席を外しているかのような状態

でした。今回の旅行で生家を訪問できて感慨深いものがありますね。

上の肖像写真の右下に写っているテレビの下のビデオデッキはソニーのベータマックスSL-J9。

石ノ森氏のお気に入りのデッキで新型が出ても買い替えず終生使われたそうです。

このデッキ、会社にもありました。友人も持っていたなあ。

東日本大震災以降、初めての東北への旅を体験しました。(実は社員旅行ですが)

数年前に福島県いわき市を訪れたのが最後で東北方面には行っていないのでした。

世の中には復興ボランティアで何度も被災地に向かった人もいらっしゃるというのに・・・。

今回、宮城県が目的地でしたが、今まで東北へは福島、岩手、山形、青森しか行ったことがなく

初めての宮城県。不謹慎かもしれませんが少し楽しみではありました。

最初に向かったのは宮城県登米市中田町石森字町にある「石ノ森章太郎ふるさと記念館」。

ここ登米市中田町は漫画家・石ノ森章太郎が生まれ育ち高校卒業まで過ごした町。

それを記念して石ノ森氏の功績を讃えるために記念館が建設され氏の生み出した作品や

キャラクターが展示されています。残念ながらエントランスは除き内部は撮影禁止でした。

またこの近所に石ノ森章太郎の生家も保存されており、そこは無料で一般公開されています。

こちらは撮影可能でした。

東京スカイツリーのクリスマスの先行限定ライトアップが始まりました。

まず11月15日に緑とシャンペンゴールドに彩られたシャンパンツリーが点灯されました。

http://mainichi.jp/select/news/20121111mog00m040010000c.html

上のニュースによると今後は金土日の午後8〜9時だけの点灯になるようです。

11月20日〜12月21日のうち数日は、「粋」「雅」の冬バージョンとして、ゴールドを白銀に変え

クリスマスの23~25日は揺らぎながら燃えるキャンドルをイメージした

ライティングに変更になるそうです。

↓は15日に撮影したスカイツリー「シャンパンツリー」 展望台の横に木星が輝いています。