Archive for 4月, 2007


丸の内新名所

4月27日にオープンしたばかりの「新丸ビル」へ行ってきました。
昼休みにランチを兼ねて、ざっと見物してきたのですが、
最初に感じたのは、隣に建つ丸ビルとの相違点、差別化です。

新丸ビルは内外装共、やや暗い色調でシックにまとめています。

インテリアもクラシックな装いですね。そして大きな違いは
高層階にレストランが無い事です。丸ビルは最上階にハイグレード
なレストラン街を配していますが新丸ビルは5、6、7階と下の階層に
配置しています。しかも各階のイメージをかなり変えていますね。
丸ビルとの明確な差別化を打ち出したコンセプトなのでしょうか。

対象年齢は丸ビルが20~30代女性で、新丸ビルは30~40代の

おとなの男女だそうです。しかしレストランの単価は低めでした。
なぜでしょう?年齢が上なら、価格帯も上にすべきでは・・。
やはり、大人は可処分所得が低いからか?(笑)

事前にテレビで紹介されていた最年少三ツ星シェフの
イタリアン「イル カランドリーノ トウキョウ」は案の定、

2時間待ちで諦めました。結局、あちらこちらと、探し回り
イタリアンの「リゴレット」に入りました。しかし、ここも20分
待ち。名前と携帯の番号を伝えて順番が来るまで7階の
東京駅を見渡せるオープンデッキで時間を潰していたら
同伴の会社の後輩の女性達が取材に来ていたテレビ
カメラマンに「雰囲気が素敵ですね」、とおだてられ撮影され
てしまいました。今日のニュースで放送されたかな?(笑)
 
帰り際に1階にある東京初出店のチョコレートショップ
「ショコラティエ パレ ド オール」でボンボンショコラを購入しました。
 
チョコレートの口どけの良さ、味わいはまあ、良い部類と思いますが
内外の強豪がひしめく東京では、やや弱いかなと思いました。
ガナッシュの味が鮮烈ですが、もう少し丸さというかまろやかさが
欲しいと思いますね。でも6個で1500円だからリーズナブルな
価格なのは確かです。
 
 
 
開業から11年が過ぎて最新トレンドから遅れつつあった新宿高島屋ですが
先週の4月19日、ついに改装オープンして一気に最新モードに衣替えになりました。
その新宿高島屋4階「特選フロア」内に、ミシュランガイド3ツ星を獲得したフランス人
スーパーシェフ、ピエール・ガニェール氏のデザートカフェ「パティスリー ピエール・
ガニェール」が同時にオープンしました。
そのエレガントな店舗デザインを創造したのは、南青山にあるガニェール氏の
フレンチレストラン「ピエール・ガニェール・ア東京」から引き続き、担当された
フランス人デザイナー、クリスチャン・ジオン氏。店のエントランス部分から
典雅なオーラが放射されていて特選フロアのゴージャス感をも凌ぐ空間デザイン
になっています。カウンター、ショーケース、カーペット、ファニチャー、壁紙、
照明など、鮮やか、かつ繊細なデザインであり、高度なテクニックとセンスが
なければ成功しなかったでしょう。

デザートメニューはすべて同店のためだけにガニェール氏が
考案したものだそうで、約15種類を揃えています。

ガニェール氏のレストラン、「ピエール・ガニェール・ア東京」には昨年訪れていて、

感銘を受けました。アイデアと美的センスに溢れたアーティスティックな料理も
素晴らしいですが、デザートが、更に創造的なモダンアートのようなスイーツ群でした。
あのスイーツを体験すれば、このパティスリーにも大いなる期待を寄せてしまうのは
当然の話だと思います。今日は、まず目玉商品となる「青山スタイル アッシェット
デセール」と呼ばれる3皿構成のデザート「3アシェット・ド・デセール」(2,100円)を
オーダーしました。+コーヒー(840円)です。
内容は3皿からなる”ひらめき”のデザート 季節のフルーツから程良い甘さの
コンフィズリー、ショコラです。青山店でのコース料理からデザート部分だけを楽しめる
様にしたスイーツのコースです。

最初にコーヒーがやってきましたが、一口、二口味わう頃に、デセールが次々と

到着します。まず上品なイエローとピンクのパステルカラーのデザートに
ガニェール氏の色彩感覚と独創的な味の魔術を感じます。サフランのアイスクリーム
の下にトマトドレッシングを混ぜたというクリームが、絶妙なコントラスト。
深みのある甘さです。サフランアイスの上には砕かれたブラックオリーブが載っていて
アクセントにもなっています。続く皿にはカシスのメレンゲが載ったパルフェ、下には
グレープフルーツのコンフュが敷かれ、これも意外性がありながら上手く調和して
いて美味しかったです。最後のチョコレートケーキも赤ピーマンのピューレが添えられ
ていて味覚と視覚に効果的な衝撃を与えます。

飲み物と合計で3000円近いですが、この雰囲気と味ならば納得できる金額でしょう。

と、言いたいところですが、今回、ある方にご馳走していただきました。
本当にありがとうございました。ごちそうさまでした。
 
エントランス部分とカウンター付近は異様に広々としていますが、肝心の客席間
の間隔はあまり余裕がありませんでした。もう少し隣の席との距離を置いて欲しいですね。
 
 
先週、桜新町の八重桜を見物した後、下北沢を訪れました。実は以前から
雑誌で情報を仕入れていた喫茶店に行ってみたかったのです。その名は
「喫茶 ミケネコ舎」です。やさしい、癒しのカフェ。そんな表現が相応しい寛ぎの空間。
 1937年に建てられたという古い民家の2階にこのカフェはあります。ミケネコという名が
なんとぴったりなのでしょう。優しさと懐かしさ、飾らない可愛らしさに満ち溢れています。
 
北沢タウンホールの前の茶沢通りを南下すると古色蒼然とした、しかし、良い感じに
エイジングされたと表現すべき建築物が姿を現します。入り口は一瞬、迷うのですが
建物の横に回ると2階へ上がる階段がお隣との隙間にひっそりと佇んでいました。
この階段を登って行くと、昭和の香りが立ち込めレトロな世界へ引き込まれていきます。
店内はアンティーク家具や装飾品を揃え、昭和のテーマパークのようです。残念ながら
この店は撮影禁止の為、画像はお見せできませんが、外観から推測できるでしょうか。
 
 また、このカフェの自慢は空間(=時間)だけではありません。店主が以前、勤めて
いらした軽井沢の「丸山珈琲」と同じ一級品の豆を使用、抽出も同じくコーヒープレスを
使っています。コーヒープレスは紅茶を抽出する器具としておなじみのティープレスに
そっくりでコーヒーの豆を挽いた粉を入れてお湯を注ぎ、上からレバーを押す方式です。
コーヒーを注文するとカップと共にテーブル席まで運んできてくれますので、じっくりと
観察する事ができます。今回、ブラジル・サマンバイア農園の豆を使ったスペシャル
コーヒーをオーダーしました。香りが良くマイルドな苦味と酸味を抑えた甘口のコーヒー
で、この癒しの空間で味わう事により穏やかで優しい気分に包まれていきます。
白ごまのチーズケーキもいただきました。これも穏やかな温かい味、体にも優しそうです。
 
美味しいコーヒーをいただいた後、このカフェを出ましたが、もう少しこの古い建築物を
探求してみようと思い、他の店舗まで足を伸ばしてみました。そこにはまた驚きのレトロ
なお店が・・・。「しもきた九龍城」と言う、懐かしい玩具の専門店でした。仮面ライダー、
ウルトラマン、ゴジラ、宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダム等懐かしいキャラクター玩具
で溢れかえっていました。最近の商品もありますがほとんどが10~40年前の物です。
 
ここのオーナー店長とお話させていただきましたが、普段は会社員をしていて土日だけ
この店をオープンし、店番をされているのだそうです。昔から玩具が大好きで趣味と実益
を兼ね(あまり儲からないと仰っていましたが)そして、仕事のストレス解消の効果もあって
楽しく営業されているのだそうです。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

八重桜

ソメイヨシノから開花が2週間遅れると言う八重桜ですが
サザエさん通りで有名な桜新町は、その八重桜の並木でも
有名です。ソメイヨシノが散った後、この商店街の桜並木は、
今現在、満開になっています。また「御衣黄」という開花に
つれて緑、黄、ピンクへと色を変えていく珍しい桜もこの商
店街の並木道にはあり、カラフルな桜並木となっています。
ソメイヨシノが散って、寂しい気分になりますが
それを紛らわすどころか、二度楽しみを与えてくれるのが
この桜新町商店街です。かっては「サザエさん」で有名な
酒屋さんの「三河屋」さんもあった商店街。
(現在はセブンイレブン三河屋)
我が家では花見が終わりになると「さて次は桜新町だね」が
合言葉です。(笑)
4月15日(日)は午前9時から午後7時まで「さくらまつり」が
行なわれ、この通りは一部、交通規制が実施されます。
 
磁気式定期券の期限が切れたのでようやく話題のPASMO に切り替えました。
 JRのSuicaは既に持っていましたが非接触式カード一枚で私鉄からJRまで
乗り継ぎできるのは便利ですね。今まで私鉄からJRに乗り換える改札口で
磁気式定期券とSuicaの二枚のタイミングを間違えて通過不可のトラブルを
起こす乗客が毎朝、2〜3人位目撃しましたが、これからは激減するでしょう。
 
 ところでこのPASMO定期券を購入して思ったのは乗車区間の駅名と期限の
年月日表示のフォント(書体)のセンスがないこと。PASMOの基本デザインを
ぶち壊していますね。しかも変な青い文字だし・・・。そして眺めているうちに、
ふと気がつきました。この文字は期限を更新したら新しい年月日に変わるの
だろうけど、量販カメラ店や電器店のポイントカードの数字の印刷に較べると
遥かに鮮明な印刷ですよね。どのような技術で高品位な書き換え印刷を可能
にしたのか非常に気になりました。で、ネットで調べてみましたら、判明しました。
サーモリライトシートという一種のシート状の製品が文字の書き換えを可能に
しているのです。シートの内部のロイコ染料という色素体に温度を加えることに
より文字を書いたり消したりできるらしいです。以下に詳細を書きますね。
 
「サーモリライトシート」(三菱製紙の製品)温度による可逆結晶化変化がロイコ染料
の発色と消色を引き起こす特殊な顕色剤を使用して、繰り返しての記録・消去を可能
とした感熱シート。単体では無色のロイコ染料と顕色剤の混合層を、記録面とする。
この記録面は、加熱により温度上昇すると、ロイコ染料と顕色剤が分子レベルで混合し、
色が現れる。ところが、緩やかな冷却や、低温加熱状態が一定時間続くと、ロイコ染料
と顕色剤が別々に結晶化し、色が消える。この特性を利用した感熱記録材料である。
 
だそうです。いやあ、勉強になりました。ところでPASMOは予想以上の人気で生産が
追いつかず8月まで手に入らなくなります。1年で500万枚の発行を見込んでいたが、
4月9日時点で300万枚を突破、追加発注が間に合わなくなったそうで、在庫が
なくなれば定期券の発売も中止するのだとか。

東京ミッドタウン2

先日東京ミッドタウンを訪れた際に地下一階にある、老舗の和菓子店
「虎屋菓寮」にも入りました。
 
大きく黒い伝統を感じる暖簾をくぐり抜けると一転してそこは、すべてが白一色で
シンプルなインテリア。現代的で都会的ですが和の情緒も上手く表現しています。
 
ここは他の虎屋店舗とは大きく異なり和菓子の販売だけでなくミュージアムか
ギャラリー的にも使われており、虎屋の羊羹と工芸作家とのコラボ展
「ようかん『夜の梅』展」が開かれていました。五人の工芸作家が制作した器に
虎屋の羊羹「夜の梅」が置かれています。また虎屋特選の食器類も
展示され販売されています。
 
また4月上旬に限定期間の販売になる「季節の生菓子」も展示してあり
今回それを六個、購入しました。四季折々の自然と季節感あふれる美しい
日本の風情を表現した生菓子で毎月2回、半月ごとに種類が替わります。
今回の商品は「都の春」「春時計」「春の夢」「春雨」「笹衣」「出雲路」の
6個でしたが、試しに全部購入してしまいました。
でも、残念ながら、味は特筆するような物ではありませんでした。
この中では道明寺の一種である「笹衣」が良かったですかねえ。
 

東京ミッドタウン

本日、オープンして三日目の六本木の東京ミッドタウンへ行ってきました。
車を利用して行きましたが意外とスムーズに駐車場へ入れ、拍子抜けしました。
私の一台前の車がゲートを通過したら「満車」の表示が出ましたが、
数分も待たずに「空」の表示に切り替わり入庫出来ました。
前日のニュースによると、六本木ヒルズのオープン初日来場者30万人に対し
東京ミッドタウンの人出は15万人だったそうです。
やはり、六本木ヒルズの半分の入場者数と言うのは納得出来る混雑具合でした。
見物人や観光客は、渋滞や行列を敬遠したのか、もしくは現在は表参道ヒルズや
汐留シオサイト、日本橋三井タワーなども開業しているので一極集中しなくなった
のかもしれません。残念だったのはホテル・ザ・リッツ・カールトン東京が
4月中旬までは宿泊者のみしか入館できない事です。ですから今日は
入館、レストラン利用もお断りされてしまいました。
 
テレビやラジオ、新聞などのマスコミ情報によると、六本木ヒルズに比較して
ミッドタウンは迷子になりにくいとの評価ですが、まったく同感です。
六本木ヒルズのショッピングモールの迷路のような構造は、現在地点の把握や
目的の店にたどり着くまでのルートを理解するのがかなり時間がかかりました。
店内のマップを見ても表記が分かりにくくて、理解するのが大変でした。
ようやく憶えても、数ヵ月後に再訪する頃には忘れていて、またウロウロする
事になります。今日、カミさんと東京ミッドタウンの話をしていて、引き合いに
六本木ヒルズの迷路のようなモールが話題になったのですが、彼女はいまだに
六本木ヒルズの構造が分からないと言ってました。恐らく後世に語り告がれる
「迷建築」に認定でしょうね。
 
さて、恵比寿から移転した人気のパティスリー「トシ・ヨロイヅカ」も見てきましたが、
イートインは2~3時間待ち、テイクアウトは1.5~2時間待ちと言われ
諦めました。恵比寿店がカフェは閉店、テイクアウトも現在(GWまで)は予約販売のみ
になってしまったので、ミッドタウン店が混雑するのは予想はしていましたが残念でした。
レストランもフレンチやイタリアンのフルコースを出す店は軒並み、予約で満席に
なっており、入れませんでした。仕方ないので、ややカジュアルなピッツェリア、
「ピッツェリア・トラットリア・ナプレ」で食事しました。イタリアから輸入した
材料でイタリアの名工と言われる職人が作り上げた薪窯で焼き上げられた本場の
ピッツァは表面はパリッとして中はモチモチで絶品でした。ただしここも行列で
45分ほど並び、席に通され料理が出てくるまで30分位かかりました。