Archive for 9月, 2007


浜離宮にて9月21日から10月1日まで「中秋の名月と灯り遊び」
という、庭園を幻想的にライトアップするイベントが行なわれて
いるという情報をMSNの友人「姫ちゅさん」から教えていただき早速訪れました。
浜離宮と言えば以前、お台場から松本零士デザインの水上バス「ヒミコ」に乗船
した時に立ち寄った事がありましたが、下船はせず、船の窓から眺めただけです。
今回、この機会にじっくりと庭園を見物しようと思い立ち出かけたのです。
浜離宮は普段は午後5時で閉園になるのですが、このイベント期間中は午後9時
まで営業時間が延長になるそうです。
この庭園は元々は江戸城の出城としての機能を持っていましたが、
承応3(1654)年に松平綱重が建てた甲府浜屋敷が六代将軍「家宣」
の時代に将軍家別邸となり「浜御殿」となったのです。
明治維新後には明治天皇が外国からの国賓を迎えるための離宮
として使用されていたようです。同時期に浜離宮と改称されました。
その後、関東大震災や東京大空襲により焼失、1983年に復元され
ました。(浜離宮恩賜庭園パンフレットより抜粋)
残念ながら訪れた日は曇り空で月の姿を拝む事は出来ませんでしたが
庭園のライトアップは幻想的かつ厳か、素晴らしい雰囲気でした。
茶室とお伝い橋もライトアップされ、池に反射した姿は幽玄で雅であり、
ここが東京の最先端ウォーターフロントである事を一瞬忘れさせてくれます。
池の上でライトアップされている茶室は「中島の御茶屋」と呼ばれ
この茶屋は宝永4(1707)年に休憩所として作られました。
茶室の中も優雅な雰囲気。お抹茶セット¥500(抹茶と季節の上生菓子)を
いただきました。正直言って味は特筆すべきものではありませんが、
この異空間、水上に浮かぶ別世界で味わう事により格別な味わいとなりました。
教えていただいた姫ちゅさん、ありがとうございました。
こちらにアルバムを作りました。ご興味のある方はご覧下さい。↓
 
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マロニエゲート

オープンして3週間過ぎたマロニエゲートをようやく訪れました。
生憎の曇り空で小雨模様でしたがビル周辺の人口密度は高く
店内は混雑していました。特に1階から3階はエスカレーターにも
お客さんが隙間無く乗っていてまるでTDLのアトラクション待ちのよう。(笑)
 
5階から9階は東急ハンズです。銀座には初出店だとか。
銀座らしく商品の価格帯は他のハンズより高めかも?
スターウォーズのダース・ベイダー鎧飾りも売ってました。
吉徳製で価格はなんと346,500(税込)
訪れたのは午後3時頃の時間帯だったのでレストラン街は準備中。空いていました。
ただし、フレンチのMIRAVILE IMPACT を除いてです。ここだけは10数人
の行列が出来ていましたが私はここを目当てに来たので躊躇せずに
並びました。並びながら客層をチェックしましたが若い女性同士や
母親と一緒の二十歳前後の娘、若い男女のカップルがほとんどでした。
45分ほど並んでようやく私たちの順番がやってきましたが係りの方から
カウンター席でも良いかと尋ねられました。連れはあまりいい顔を
しませんでしたが、時間がないので諦めて了承しました。

店は意外に狭く席数は32席だそうです。白と黒の大胆なコントラストに
塗り分けられたインテリアは店名の「インパクト」に相応しいですね。
店のジャンルとしてはフレンチなのですが、料理のメインはデザートであり
食事は添え物だそうです。この大胆なコンセプトには脱帽ですね。

 
いただいたのはMenu Impact (インパクトコース) ¥1890
Premier Dessert et Thé(オードブルデザート+お茶)
Plat Desser et Thé(メインデザート+お茶)
Demier Desser(ファイナルデザート)
Café ou Thé(コーヒー、エスプレッソ又は紅茶)
の3枚構成の皿でした。
オードブルは南米原産の多肉植物グラパラリーフにチョコレートを
コーティングしたものと塩味のアイスクリーム、ミニトマト。
そして甘い抹茶ミルクです。わずかに酸味があり軽い歯ごたえの
グラパラリーフにチョコの組み合わせは、なんとも不思議な食感と
味覚の新体験となります。
メインデザートはイチジクのミルフィーユ。サクサクしたパイ生地は
フォークを当てると軽く崩れますがイチジクのコンポートと黒いちごの
クリームがからみつき食べやすいですしマッチングも良いと思います。
飲み物のハイビスカスのハーブティーの独特の爽やかな甘さ
も記憶に残ります。
 

最後の皿はプティフールと飲み物
「ガトーショコラ」「バニラキャラメル」「イチゴの飴がけ」など
ガトーショコラはほんの一口ですがふんわりと柔らかくチョコ味も良いです。
イチゴは薄い飴が割れると口の中で瞬時に柔らかく溶けます。
コーヒーはフレンチローストで苦味が強いが久しぶりに美味しいコーヒーを
飲んだ気分になりました。
 

デザートのデザインや食材の使い方には軽い驚きがありますし
味もなかなか良いと思います。でもオープンして3週間なのでまだまだ
スタッフが硬い雰囲気でした。しかもパティシエは全員若い女性でした。
若々しいのは良いですが反面、未熟とも受け取られかねません。
重鎮となる人間も置いておく必要があるのではないでしょうか。
でも面白い店だと思いますし、もう一度訪れたいのは確かです。

屋形船

先週末、屋形船に初めて乗ってしまいました。
隅田川に就航している有名な小型の和風観光船です。
お台場でもよく見かける、あのお座敷宴会船ですね。
 
いろいろな屋形船の会社(船宿)があるそうですが、今回、乗せて
いただいたのは駒形と蔵前の間にある「釣新」の「釣新丸」。
蔵前・厩橋のそばにある乗り場からお台場まで2時間半で
往復するコースとなっています。
船と言えば同じ航路を航行する観光船で「東京都観光汽船」が運営する「水上バス」
「ヒミコ」には昨年乗ったのですが、あの船との最大の違いは、飲食、カラオケ
を含む、宴会が可能ということです。ヒミコはあくまで水上バス、交通機関の
一種なのです。ヒミコはガラス張りのキャノピーのような視界が広いウィンドウ
でパノラミックな眺望が楽しめますが、屋形船は航行中は障子の窓から真横の
景色を眺めるだけで視界はあまり良くはありません。しかしお台場のレインボーブリッジを
越えお台場海浜公園の沖に停泊すると屋根の上に登って景色を眺める事が可能です。
個人的には、今まで、あまり興味はなかったのですが 乗ってみると意外に
面白い船でした。食事は天ぷらと穴子の蒲焼、刺身盛り合わせ、などでした。
味は、まあ、普通の居酒屋とそれほど変わらないですね。ちゃんとした料理を
お望みなら「シンフォニー」が良いでしょう。(笑)
ただしシンフォニーは豪華で大型船ですのでそもそも比較するのは
間違っているかもしれません。シンフォニーは高級ホテル、屋形船は庶民的な
民宿と例えられるでしょうか。(笑)
お台場の近くに近づくとウミネコ達が寄ってきました。多分屋形船から
エサをもらっているのでしょうね。最初、ユリカモメかなと思いましたが
鳴き声が「ニャ―、ニャー」言ってるので多分ウミネコでしょう。(笑)
 
お台場沖に停泊したので屋根の上に登って周辺の写真を撮りました。
格納式の手すりが出てきますので安全です。
 
船の感想では明るく、元気でタフな感じの女将が好印象でした。
接客や宴会の進行にも気を遣っていらっしゃって、さすがプロという
感銘を受けました。今回、団体での利用でしたが、個人、あるいは家族で
乗ってみるとまた違う味わい方もあるのでしょうね。
私は、東京湾観光船では「シンフォニー」「ヒミコ」「リバータウン」「海舟」に
乗りましたが、それぞれ特色のある楽しい船でした。
屋形船は平安時代から貴族の間で親しまれ、江戸時代に栄えた船遊びですが
明治以降、近代日本では滅びかかり、バブル期に甦ったそうです。平成不況を
乗り越えた今、また注目されているのかもしれません。
 
 ご無沙汰しておりました。仕事がらみでごたごたしておりまして
時間的にも、精神的にも余裕がありませんでした。早いもので
夏休みからもう、1ヶ月過ぎようとしています。
 
久しぶりにレストラン情報ですが、先月と180度、対極にあるレストランです。
日本橋の超高層ビル「日本橋三井タワー」37階の最上階にダイニングを構える
フレンチレストラン「シグネチャー」です。超高層のレストランはもはや
珍しい存在ではありませんがここは車で訪れるとそのホスピタリティの素晴らしさを
享受する事ができます。1階車寄せに乗り付ければバレーパーキングにより車を駐車係
に託し、すぐにマンダリンオリエンタル東京の専用エレベーターでレセプション&
レストラン階に直行する事ができます。この駐車場からのスムーズなアクセスは東京の
数あるホテルでも最高レベルでしょう。しかもマンダリンオリエンタル東京は車での訪問客
すべてがバレーパーキングサービスの恩恵を受けられる様になっています。

予約した席はパーテーションで区切られ、銀座、汐留、お台場が見渡せる
窓際席でした。内装は入り口やメインダイニングはモダンでシンプルな
都会的デザインですが、ここの席はオリエンタルな雰囲気の豪華なデザインで
格別な雰囲気でした。
 
シグネチャーの窓から見下ろした日本銀行本館と旧館。
旧館は上から見ると「円」の文字をデザインモチーフにしているのが
分かります。建築家のお遊びか?(笑)
 
日曜日の家族でのランチに使いましたが、予約は4日前でも取る
事ができました。予算の都合もあり6人で1人5000円のコースになりました。
追加で生ジュースとエビアン、白ワインを頼みました。ワインは
「マコン・ラ・クロワゼット2004年」でした。辛口ですっきりしていましたが、
炭酸が若干残っているような酸味がありました。価格はボトルで9500円。
総合計で51000円になってしまいました。
5000円のコースの内容は、まず、メニューにないアミューズが
やってきますが茹でられたひよこ豆を用いたフランです。
甘味のない豆ですが食感が良く深みのある味でした。
 

続いて前菜。
「薄切りのパンを纏った帆立貝のポワレ
ロメインレタスのスナッケに松の実のクリーム」
薄切りのパンはパリッとした食感が良く、帆立貝も上品で柔らかく
香り高い味。

スープは
「とうもろこしの冷たいポタージュ
ポレンタのグリエとイカ墨、レモンであえたヤリイカ」
スープのビジュアル的なインパクトは大きいですね。しかも
手が込んでいてポタージュは甘いですが単調な味にはならない
ようにしています。

魚料理は
「イサキのポワレと甲殻類のクスクスパプリカのラタトゥイユソース」
メインディッシュは悪くはないが、ちょっと平凡で期待外れでした。
でも、まあ美味しいですね。

デセールは「バリエーションデザート」
なんと6名にそれぞれ違うデザートが供されました。
私は「サバランのエスプレッソソース」をいただきました。
やや酒の風味が強いサバランですがしっとりした食感で、エスプレッソ
ソースは後から注がれますが、この味のハーモニーが楽しめました。
他デザートは少しづつ分けてもらいましたが、なかなか良いと
思いました。後、「コーヒー・小菓子」が出ましたがプティフールも
手を抜かず美味しいと思います。

追加で生ジュースとエビアン、白ワインを頼みました。
ワインは「マコン・ラ・クロワゼット2004年」でした。辛口で
すっきりしていましたが、炭酸が若干残っているような酸味が
ありました。価格は9500円。総合計で51000円になりました。
CPはあまり良くないと思います。でもこの場所代が上乗せされて
いるのだし接客も万全でしたから妥当かと思いました。