Category: ウルトラ


タカラトミーブースではハローミップと自動走行チョロQ Q―eyesがトミーらしさがあふれた製品でした。

さすが技術のトミーと言える商品です。ハローミップはついにセグウェイが玩具になったかという

感がありますね。しかしオムニボットシリーズというネーミングを復活させてくるとは懐かしい。

一方、昨年のおもちゃショーで発表されたお寿司戦隊シャリダーが今頃、商品発売が決定ということで

展示されていました。この程度の商品を1年間の開発期間をかけるとは理解できません。

デザインを変更したとはいえ開発に手間取るような機構や動作があるようには見えないからです。

またこのネーミングも新鮮味ゼロですね。(笑)

セガトイズは心配になるほど寂しいブースでした。どうしたんでしょうか・・。

JR東日本がE5系新幹線の変形ロボを展示していました。デザインと言い変形システムといい

かなり力を入れた本格的な物ですが、これで何を狙っているのでしょうか・・・。

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もう先週の話ですが、東京おもちゃショー2014に行ってきました。

今年は初日が天気が悪かったので集客に影響があるかもと思いましたが、それほどでもなく

入場者はけっこういました。昨年より出展企業も多かったらしいです。

初日の入場者数は昨年より増えているのは広報資料を見ても確認できます。

しかし翌日、金曜日は天候が回復したのに、入場者は減っていますね。なぜでしょうか?

広報資料によると初日二日間のバイヤーズデイの入場者数は1万8979人で

昨年の1万8738人より微増です。会期4日間の一般入場者数も含めた合計入場者数では

16万0,154人で昨年の合計入場者数15万9,311人よりわずかに増えました。

2013年          2014年
(木) 9,626        9,943
(金) 9,112                9,036
(土) 67,280            69,657
(日) 73,293            71,518

日曜日は若干落ちていますがワールドカップの日本対コートジボアール戦があったのが響いたのでしょうか。

繁華街は人が消えた、と言われているほどなので、それを考慮すると好成績だったのかも。

また写真を撮ってきましたが大量に撮ったので何回かに分けてアップします。まずはバンダイから。

ハリウッド版ゴジラの玩具がついに解禁。ライバル怪獣ムートーの存在が明らかにされていました。

スターウォーズの版権も獲得し様々な商品が展示されていました。

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あまりにも時間をかけすぎてしまいました。 そろそろ終了にしなければ・・・・。

東宝スタジオの次に向かったのは通称・大蔵団地。 正確には東京都住宅供給公社大蔵住宅20号棟。

ウルトラセブン第二話「緑の恐怖」のロケ地です。 ワイアール星人に襲われた被害者を救急車が収容するシーンです。

大蔵団地の公園付近の道路に被害者が倒れていてそこへ救急車がやってきます。

すでにパトカーや野次馬が囲んでいますが、バックに団地と公園の特徴あるモニュメント(遊具)が写っています。

↓の画像を見ていただくと分かりますが団地の手前、中央に不思議な形の物体が設置されています。

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次に向かったのは東宝ビルト跡地。

東宝ビルトはウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンから平成ウルトラシリーズの特撮やセット撮影に使われた

スタジオです。1973年以前は東京美術センター、通称「美セン」と呼ばれていました。

私は大昔、この「美セン」にもウルトラセブン撮影中に訪れた事があります。

スタジオ内にロボット怪獣のクレイジーゴンの着ぐるみが 置いてあり、クレイジーゴンが襲った病院のミニチュアセットも

設置してありました。(建物のモデルは旧・程ヶ谷カントリー倶楽部の クラブハウスだったそうです)

撮影中だったのでそのロボット怪獣が何をしにきたのか、まったく不明でしたが車を体内に放り込んであったのが

ますます謎が深まりました。(笑)後日、放送を見て納得したわけでありますが・・・。

当時、友人はウルトラセブンの地球防衛軍基地司令室のセットを見たと言っていましたが 私はそのスタジオには

残念ながらたどり着けませんでした。(笑) この友人、セブンの19話「プロジェクト・ブルー」の撮影を偶然にも

見物することができたと言っておりました。ウルトラセブンが鏡の中に入っていくシーンの撮影だったのですが

画面の中では壁に掛かっている鏡に手を合わせると鏡に波紋が起き、その手がすうっと水の中に入ってゆくような

カットなのです。実際は水を張った水盤の上に板が吊ってありその上にセブンが上半身を乗り出して水面にゆっくりと

手をつけると、そのまま板を降ろしてセブンが水面の中に入っていくのを横にしたカメラで撮影していたそうです。

つまり、上映時にはセブンも鏡も垂直に立って写っているわけです。

この東宝ビルトも2008年に取り壊され今は跡地に集合住宅が建っており、以前、ここに撮影所があった名残は

まったく感じられません。かつての思い出の仕事場を眺める古谷敏さん。その胸中に去来するものは・・・。

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ちなみに取り壊される半年位前に撮影した東宝ビルトの姿。
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さて、その後は砧公園近くにある世田谷区立総合運動場体育館へ。

ウルトラマン22話・「地上破壊工作」ウルトラセブン「消された時間 」「ダーク・ゾーン」「盗まれたウルトラアイ」

「恐怖の超猿人」、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンA、怪奇大作戦などでも使われたウルトラファン、

円谷ファンにとっては聖地のような場所です。ここも車でよく通るのですが、じっくりと歩いて見たことはなく

感慨にふけりました。

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今回のロケ地めぐりのハイライト、最大の目玉となるのが東宝スタジオ見学であります。

実はここも以前、友人の案内や仕事関係で内部見学をさせていただいたことがありましたが 大規模なリニューアル後は

まだ入所したことはありませんでした。 ところで「ウルトラセブンロケ地」なのになぜ「東宝スタジオ」という疑問をお持ちの

方もいらっしゃるかもしれません。 実はウルトラセブンは東宝スタジオで撮影したカットもあるのです。

第28話「700キロを突っ走れ」の冒頭で ダンとアンヌがラリーの記録映画を映画館で見ていますが、あの映画館は

東宝スタジオにある試写室なのでした。 ロケではありませんがウルトラセブン第14~15話「ウルトラ警備隊西へ」の

神戸港ミニチュアセットは 東宝スタジオの第一ステージで撮影されたそうです。

ウルトラマンの第18話「遊星から来た兄弟」でもオープンセットで 使われています。 リニューアルされた東宝スタジオで

最も有名なのは玄関前のゴジラ像と「七人の侍」壁画ですが、内部はあまり 知られていないと思います。

私もほとんど知らなかったのですが、今回色々とご紹介いただきました。

新しい設備としては映画の撮影デジタル化に併せて編集や特殊効果、音響効果、アフレコなどをデジタル化した

ポストプロダクションセンターが完成していました。撮影スタジオやスタッフルーム、現像所、外部のCGスタジオが

高速ネットワークで接続されており、このセンターにデータが送られると即座に編集や試写が可能となるそうです。

またフィルムにも対応しておりネガ、ポジフィルムどちらも編集可能なのだそうです。

かっては巨大な特撮用プールがありましたが、今や特撮はCGに取って代わられたのでプールもなくなりました。

ただ、小さな水槽は残っていて「ローレライ」の伊号507の潜航シーンを撮影したそうです。 tohostudio0

東宝スタジオ玄関前のゴジラと2ショットの古谷敏さん。

tohostudio1 tohostudio11 ↓ スタジオのステージの外壁に描かれたモスラ tohostudio2 ↓ポストプロダクションセンター tohostudio4 ↓ ゴジラシリーズの特撮用ステージ tohostudio5 ↓ ウルトラセブン「700キロを突っ走れ」の映画館シーンが撮影された試写室があるスタジオ tohostudio10 ↓ 「ローーレライ」の水中潜航シーンが撮影された小水槽。 tohostudio7
↓ほとんど知られていないと思いますが スタジオ内にある枚岡神社。芸能の神様が祭られています。
映画の平穏無事な制作進行とヒットを祈願する神社です。

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砧の保育園を後にして、円谷プロ跡地に向かいます。ここは怪獣倉庫として有名な建物でした。

この怪獣倉庫は子供の頃から遊びにきていたし、大人になってからも前の道を車でよく通ったものです。

なので取り壊しから更地になってマンション工事開始から竣工まで見届けたので特に新しい発見はありませんでした。

ただ、ウルトラファンの方々と一緒に見るというのが重要な体験です。皆さんの失望感というか、虚脱感というか

跡地を見て「ああ・・こんな跡形もないのか・・」という現実を見せられて、失った物の大きさを知るということなのでした。

このマンションを見て以前、ここに怪獣倉庫があったとは誰もわからないでしょう。

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↓の画像は2008年頃の撮影です。

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間があいてしまいましたがロケ地めぐりの続きです。

円谷英二旧居跡からウルトラマン第20話「恐怖のルート87」に登場した砧の保育園へ移動しました。

これはドラマ中では高原竜ヒドラをデザインした少年が暮らしていた養護施設「あけぼの少年ホーム」として

使われた保育園です。補修や改修はされていますが基本構造は当時とほとんど変わりません。

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ほぼ1年ぶりにウルトラセブンロケ地めぐりに行ってまいりました。

もちろん、前回と同じくホストはウルトラセブン、アマギ隊員役の古谷敏さんです。

今回は祖師谷大蔵から成城学園前~岡本町~砧公園にまたがるロケ地及び円谷プロに

関連する場所を巡りました。ただしアマギ隊員=古谷さんに関わる場所ですので

「ウルトラQ」や「帰ってきたウルトラマン」のロケ地は該当しません。

古谷さんはウルトラマンの時、着ぐるみに入っていましたのでロケには行っていませんが

ウルトラマンのロケ地も見学しました。

まず祖師谷大蔵駅の前のウルトラマン像の前に集合。参加されている皆さんは日本でも有数の

ウルトラマニアですので集合時間の30分前に来られて先に商店街を記念撮影されている方も

多数。私は地元民ですので今更なのですが、少し撮影。(苦笑)

そして最初の見学地へ。なんと円谷英二旧居跡なのでありました。旧円谷邸といえば

少年時代に苦い体験が・・・。円谷英二監督が亡くなられた際、新聞に死亡記事が掲載され

○月○日告別式が行われ、自宅住所は祖師谷○丁目と書かれていたので友人と二人で当日、

告別式に向かったのでありました。しかしその付近を探し回っても葬式を行っている家は

一軒もなく「○○家告別式」という案内表示の貼紙も一切見当たりませんでした。

あの当時、葬式は自宅で行うのが普通で電柱に人差し指で行き先を示す貼紙がしてあったものです。

(最近、葬祭場が増えたので、そんな光景も見かけなくなりました)

ついに見つけることができず諦めて帰宅したのですが、後日、知った事では円谷監督は

キリスト教徒だったので、どうやらカトリック成城教会で告別式を行ったようです。

数十年後、円谷英二夫人のお通夜でこの教会に参列したのでした。

話がかなり脱線したので元に戻りますが、現在、円谷旧居跡はコインパーキングになっています。

慢性的な赤字に陥り経営危機に何度も見舞われた円谷プロが会社資産から経営者の個人資産まで

次々と手放していった結果がこれなのですね。金儲けよりも作品作りを優先させた職人気質、

というか芸術家的な姿勢が円谷プロ破綻、そして創業一族の追放に至ってしまったのです。

今回のロケ地散歩、いきなり重い導入部であります。(苦笑)

このコインパーキングに面した道路を奥に入っていきますと(画面中央の茶色い建物、右辺り)

旅館花房の跡地があります。そこは、かつて金城哲夫氏、や上原正三氏がウルトラシリーズの

企画や脚本を書くために缶詰になっていた所です。

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おもちゃショーでいつものように写真を撮ってきました。ただしビデオ撮影も同時に行っていたので、あまりしっかりと撮れていない

かもしれません。(ビデオもしっかり撮れていませんが 笑)

タカラトミーは撮影禁止コーナーが多くて、発売予定商品や試作はまったく撮っていません。

コンデジだったら見逃してくれるかもしれませんがセミプロ用デジタル一眼とビデオカメラの2台持ちで

撮っていたら、注意される可能性が高いです。(笑)スタジオジブリの新作「風立ちぬ」も一切、

撮影禁止でした。取り合えずバンダイブースから撮った順に並べていきます。(一部ですが)

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特撮博物館の展示物は東宝や円谷プロの作品に登場したミニチュアや着ぐるみ、プロップが多いのですが

そのほとんどが会社所有の物ではなく個人所有の物だそうです。当時、ミニチュアは撮影が終わると

ゴミ同然の不要の物だったので廃棄処分になる物が多かったのです。しばらくは保管しておくにしても

毎年、特撮番組や怪獣映画や戦争映画が作られれば使用済みミニチュアの数も増えていき保管場所にも困る状況に

なってしまいます。なので野ざらしで放置され挙句の果てに廃棄、というケースも多かったのでしょう。

スタッフや関係者の子供に贈与する事も多かったようです。またマニアな子供だと欲しがったでしょうし。(笑)

実際、私もマイティジャックの撮影終了後に撮影所に遊びに行ったら、スタッフの方に「MJ号、欲しかったら

やるよ」と声をかけられました。しかし2mもの金属製の模型を持って帰る手段と保管するスペースがないので

あきらめました。(苦笑) しかし廃棄処分になっていた30センチほどの石膏製のMJ号はゴミ箱の中から拾い出し

我が家に持って帰りました。これは本体は石膏製で翼はバルサで作られていました。模型としての完成度や質感は

かなり低く、かなり割り切って制作されたのでしょう。水中ダイブシーンに使われたタイプのようで、大型水槽に

投げ込んだためか艦首が折れて消失していました。このMJ号はまだ保管してあります。

そういえば昔、「さよならジュピター」撮影中の東宝撮影所の中を見学させていただいた事があったのですが

「日本海大海戦」や「太平洋の嵐」に使われたと思われる戦艦や空母の大型ミニチュアが野ざらしになっていました。

これらも廃棄処分になったのでしょう。特撮博物館には一隻も展示されていませんでした。

マイティジャックを撮影していた撮影所は「栄スタジオ」という名前で円谷の所有ではなく貸しスタジオでした。

当時、農家の大地主の方が映画会社に節税対策として勧められ貸スタジオを建てたのが栄スタジオだと言う話です。

「これからはテレビ番組の製作が本格化するので撮影所の需要が多くなる」との売り文句だったそうですが・・。

この話は、当時、怪獣制作工房「エキスプロ」にアルバイトで働かれていて、のちにレインボー造形企画を創立された

前澤さんに覗いました。私はエキスプロも小学生時代に見物に行き(こっそり)ウルトラ怪獣のデザインスケッチを

目撃して衝撃を受けていたのですが、その頃、その絵から着ぐるみを作り上げていたのが若き日の前澤さんだった

のでありました。数十年後に仕事で再会するとは夢にも思わなかったですね・・・。話はちょっと脱線しました。

この栄スタジオに通いつめて有川貞昌特技監督にお近づきになり、ミニチュア製作方法を紹介されたミニチュア製作

スタッフの方に伝授させていただいたのですが、戦艦や航空機などの機体は板金、石膏、バルサで作るのは理解して

いました。分からなかったのが戦闘機などのキャノピー(透明な風防)の作り方です。紹介していただいたスタッフ

の方に「キャノピーはどうやって作るのですか?」と聞きました。するとスタッフの方は「塩ビをシボるんだよ」と

答えました。「エンビをシボル」とは・・・。まったく理解不能、そんな言葉も初めて聞きました。

「え?エンビですか?」と言うと「イチゴの入れ物に使われている透明な薄いケースがあるでしょ。あれですよ」

と教えてくれました。シボるというのは加熱して柔らかくした素材を型に押し当てて成形させる事だそうです。

キャノピーの型と抜き為の穴が空いた型の二つを用意し塩ビを挟み込み成形すると教えてくれました。

早速、家に帰ってから言われた通りに型を作り塩ビ素材を用意して試みましたら何回目かに成功しました。

あの時は嬉しかったです。今回、特撮博物館にも同じ塩ビを絞る型が展示してありこれも懐かしかったですね。

こんな展示物で懐かしがっている人間はほとんどいないと思いますが・・・。(苦笑)

↓は拾ってきたMJ号プロップ。デジタル一眼レフの高解像度の前には鑑賞に耐えられません。(笑)

↓は栄スタジオのミニチュア製作スタッフの方に製法を教わって作ったオリジナルデザイン飛行メカ。

本体及び翼はバルサの削り出しで、キャノピーは塩化ビニール板を加熱し木型でプレスしました。

コクピットの中のパイロットは1/72の長谷川製ジェット戦闘機のプラモデルから流用しました。

デザインはオリジナルですがサンダーバードやマイティジャックのメカデザインの影響をかなり受けています。
1968~1970年ごろにかけて製作しました。

↓は東宝撮影所に野ざらしになっていた戦艦や空母。

東京都現代美術館で開催中の期間限定の特別展「特撮博物館」を見てきました。

既にウェブやテレビなどで取り上げられているし、入場者も多いので内容は御存じの方も多いかと思います。

実は先月、夏休みの終わりに見てきておりました。夏休み中は混雑しているとの情報もあり覚悟して

出かけましたが、予想通り入場券売り場と入場口には行列が・・・。しかし流れは早かったので

思いのほか入館はスムーズでした。館内に入るとミニチュアの数に圧倒されます。テレビやネットで

事前に知ってはいたものの実物を見るとあらためてその物量に驚かされました。しかし、「懐かしい!」

の一言ですね。ミニチュアの質感の低さ、古ぼけた感じとか、当時のままです。小学生のころから

近所の特撮スタジオに入り浸っていた人間にとっては、あの当時の光景や感触が、リアルに甦ってきます。

最近のミニチュアに比較すると(最近、ミニチュアは少なくなりましたが)いい加減な作りで、粗っぽい個所も

多く、当時のフィルムやテレビの解像度では写らないとの割り切りがあったと思います。もちろん、その範囲でも

最善は尽くしていたとは思いますが、当時の技術やコスト、スケジュールでは限界があったでしょう。

それに加えてミニチュアのメカデザイン、古き良き時代のテイストもありますが、センスの悪い物も多く、

当時の日本の雰囲気が伝わってきますね。図面やデザインスケッチも展示されていましたが、それらも

古色蒼然としていて、こんな粗っぽい絵を元に作っていたのかとあらためて認識しました。

よく日本のミニチュア特撮は世界一と称されますが、戦争映画の一部や着ぐるみの怪獣映画特撮に関してであって

SF映画に関してはその評価は首をかしげざるを得ません。当時、欧米ではテレビで「サンダーバード」「海底科学作戦」

「謎の円盤UFO」映画でも「2001年宇宙の旅」を作り上げていました。これらのミニチュアデザイン、特撮の素晴らしさに

比較すると日本の技術は雲泥の差なのです。それも分かっていながら近所の撮影所に通う、いやなガキだったと

今になって思いますが(笑)それらも含めて懐かしいなあ、と思いました。特撮博物館には「マイティジャック」の

MJ号の復刻モデルも展示されていますが、これも懐かしい。このマイティジャックの特撮を撮影していた栄スタジオに

頻繁に通っていた私は、このMJ号を良く見かけたものでした。大中小のミニチュアモデルがあり、また艦首だけ、

艦橋だけの大型セットもありました。すべて板金で作られており、工作精度はともかく、その金属製のボディに

魅かれました。また海底基地のパースモデルもありました。これは博物館に図面があり驚きました。

当時、あまりにも通い詰めたので撮影所にいらした有川貞昌特技監督に目をかけていただき、お話もさせていただける

ようになりました。撮影方法の話やミニチュアの制作方法の話など。挙句にはミニチュア製作部門の方を紹介され

ミニチュアモデル製法をご教示いただきました。詳しい話はまた後ほど。(笑)

ところで客層は夏休みだったせいかオタクや特撮マニア風の人は少なくて、意外に普通のカップルや家族連れが

多かったです。原宿や六本木を歩いていそうな若いオシャレな女性がデジカメでミニチュアを撮影していて、

そのギャップがおかしかったです。(笑)