私は1983年頃から、車のTVCMをやたらと録画しはじめ、かなりの量になり、個人ライブラリーを

作って楽しんでいた想い出があります。当時、我が家のビデオデッキを買い替え、録画が簡単、

便利になったのとビデオテープがかなり安くなってきたからでしょう。もちろん、魅力的な

CMがどんどん制作され放送されるようになってきたという事実が大きいのですが。

その頃から懐かしのコマーシャル特集のような番組も頻繁に放送されるようになりました。

ドラマや映画を録画する一方でCM録画にも拍車がかかりました。その当時の録画機器は

ソニーのSL-F11、薄型のスタイリッシュなβのビデオデッキでした。その後、同じソニーの

高画質なHi-bandベータ、SL-HF900(ベータプロ)、より高画質なEDベータのEDV9000

へと買い替え、同時にビクターのS-VHS、HR-X3を購入、ベータに見切りをつけ、更に

メイン機種はビクターのS-VHSのHR-VXG100になります。後期型のS-VHSはついにEDベータを

凌駕する高画質にまで到達してしまいました。しかしこの頃にはCM録画編集も飽きてしまい

車CMライブラリーの追求は行っていませんでした。

10年近く前に初めて東芝製のHDD+DVDレコーダーを買い我が家もテレビ録画の大変革期を

迎えたのですが、その際、ベータの貴重なテープをDVDにコピーし、デジタルデータに変換して

おいたのですが、ある日YoutubeにかなりのCMがアップロードされていることに気がつきました。

それで私もやってみようと思いましてテープの数本を分割してアップしてみました。これです。↓

著作権の事が気になっていましたが、案の定、Youtubeから警告メールが届きました。

「あなたの動画には、次のような著作権で保護されているコンテンツが含まれている可能性があります

“Roberta Flack with Peabo Bryson-Tonight, I Celebrate My Love”, 音源 管理者:   EMI 」

ロバータ・フラック&ピーボ・ブライソンの「愛のセレブレーション」が入っているCMです。

それはブリジストン・レグノのCMで赤と黒の2台のフェラーリ・デイトナが森の中の道でランデブー走行を

している洋画のワンシーンのような印象的なCMでした。開始点から18分15秒の部分です。

特に削除依頼が来たわけではないですがドイツでは再生がブロックされているそうです。

確かに検索してみると、このCM、多数の方が既にアップされていますが、どれも問題なく

再生されているようでした。そしてもう一本、問題がありました。↓の動画です。

これにも注意が表示されました。

「あなたの動画には、次のような著作権で保護されているコンテンツが含まれている可能性があります

“Louise Tucker-Midnight Blue (Original Version 1982)”, 音源 管理者:   Believe  」

ルイス・タッカーの「ミッドナイトブルー」。ベートーベンの「悲愴」をアレンジしたポップスです。

これもブリジストンのユーロードのCMで使われていました。開始点から23分11秒の位置から始まります。

他にもクラシックやポップス、ジャズの名曲を使ったCMは沢山含まれていますが 、これだけが抵触した

という理由が良く分かりません。そして、これにも削除依頼はなく、ドイツでの再生ブロックもないようです。

いずれもCM内の楽曲に対する著作権保護でありCM作品自体への著作権侵害の警告は

ありませんでした。CMは元来が社会や公衆に無料で広告、周知させる制作物ですから視聴者側からの

アップロードは制作者や所有企業、Youtube側にとってもコストも労力もかからないので逆に好都合

なのかもしれません。

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