東京おもちゃショーが6月16日から開幕されました。

今年は例年7月開催とは異なり6月の開催となっています。節電の為か暑い夏季の日程は避けて6月に

前倒ししたようです。東日本大震災で中止も検討されたようですが「子供たちに元気になってほしい

との思いで開催に踏み切った」(日本玩具協会の高須武男会長)そうです。しかし出展企業は昨年に

比較すると7社減っているようです。16日(木曜)、17日(金曜)はバイヤーズデーでしたが

昨年2日間の入場者数1万9,477名から今年は1万8,782名へと下がってしまいました。果たして土日は

どうなるでしょうか。今年も話題商品は昨年に引き続き東京スカイツリーで各社競作ですが、昨年より

出品メーカーが増えました。一番の話題はバンダイの1/700、高さ 90cmのプラモデルです。

ライトアップの二つのモード「雅」「粋」はもちろん展望台の回転LEDも再現しています。

ただし本物とは異なり物理的に回転させているとの事ですが。工事用のタワークレーンも付属させ

建築途中も再現できるのはスカイツリーファンには嬉しいですね。

頭の良いアイデアだなと感心したのはタカラトミーの「プラレールアドバンス」

昔からある定番商品ですが、なんと車両の幅を半分以下にして小型化。

それにより従来の単線レールを簡単に複線として使用できるというアイデア。元が複線レールの場合は

複々線になり4編成の車両の同時走行が可能です。スリム化したので車体もよりリアルなプロポーションに

なり、プラレールを卒業した子供やNゲージのファンも取り込める可能性がありますね。