昨日のサントリーホールの記事でも触れていましたが、

ANAインターコンチネンタルホテルのメインダイニングフレンチレストランの

「ピエール・ガニェール」へ行ってまいりました。

本店はパリにあるミシュラン三つ星に輝くフレンチレストランでシェフは

厨房のピカソと称賛される天才料理人ピエール・ガニェール氏。

実は以前、5年ほど前、南青山に「ピエール・ガニェール・ア東京」というフレンチレストランと

新宿高島屋に「パティスリー ピエール・ガニェール」新丸ビルに「PGカフェ」と

日本進出を果たし、南青山店はミシュラン二つ星を誇る名店だったのですが

出資会社が経営破綻し、残念ながら3店とも撤退してしまったという過去がありました。

しかし数年後、ガニェール氏の名声と料理の技を惜しんだANAインターコンチネンタルが出資して

氏を誘致しメインダイニングとして開業させたのです。ミシュランはまたもや二つ星の評価を与えました。

南青山店の料理を知っていた私は、是非伺おうと機会を狙っていましたが、今回予約が取れ

行ってまいりました。実は5月2日に予約を取ろうとしたのですが満席で断られ、5日に取れたのです。

閑古鳥の鳴いていたアークヒルズのカフェとは対照的でした。

さてANAインターコンチネンタルホテルの36階にあるダイニングはモダンでシックな内装。

高級感はありますが豪華という雰囲気ではありません。でも知的で品が良く落ち着けます。

この店の料理の監修は、もちろんガニェール氏ですが、実際は日本人のシェフが

作っているそうです。彼は南青山店からのメンバーだったそうですから、料理の方向性は

以前とは大きくは変わらないでしょう。

さて席に案内されるとメニューと一緒にアミューズ(お通し)がテーブルに置かれます。

たかがアミューズではなく最初からコース料理の期待を抱かせる味とセンスの良さです。

 さて料理はMarchéという8000円のコースにしました。

 cocktail de poche(小前菜)

グリンピースのヴルーテ、イカとチョリソーを添えて

帆立貝のサルピコン、ポルト酒風味のブイヨンと共に

トマトのアイスクリームに黒オリーブのチップスを添えて

鰆のマリネとフレッシュハーブの香るクスクス

黒米のムースと檸檬コンフィ、アールグレイのジュレ、グリエした鶏胸肉を添えて

 Le Entree 前菜
ラングスティーヌのロースト、パプリカを纏った緑アスパラガスの穂先

カルダモンの香る白アスパラガスのロワイヤル、オレンジ、ピスタチオのアクセント

 Le Poisson 魚料理

桜鯛のポアレ・モリーユ茸を添えて

白バルサミコ風味のモロヘイヤを包み込んだ桜鯛1口大のカルパッチョ、蚕豆とサラダを添えて

料理は確かに南青山時代と変わらず、独創的で精緻でエネルギッシュな情熱を感じ、色彩感覚

あふれるアーティスティックな料理でした。美味しいのは当然ですが普通の美味しさではなく

今までに味わったことのない食材の組み合わせ、調理の技術など見事です。

ミシュラン2つ星でも三つ星に近いのではと感じました。

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