グランドプリンスホテル赤坂(通称赤プリ)が3月31日で営業終了となりました。

バブル時代にはトレンディスポットとして芸能人や政財界のみならず多くの若者たちも

押し寄せました。最上階のラウンジ「トップ オブ アカサカ」は夜景が素晴らしく、

当時、他にこのようなラウンジは少なく、私もここでの体験に感銘を受け後の影響を

与えられたかと思います。丹下健三の設計による屏風のような外観デザインも

当時は圧倒的なゴージャス感を漂わせていました。

しかし最近は施設の老朽化と都内に続々と進出してきた外資系ホテルに太刀打ちできず

競争力を失い経営が厳しくなっていたのでした。

私も昨年2010年夏ごろに久しぶりに訪れましたが、地下にある宴会場で中国人向けの

リクルート説明会が行われていたが、一般のお客は少なくひっそりとしていました。

閉館後はすぐに解体になる予定だったのですが東京都と、グランドプリンスホテル赤坂

が協力し、福島原発の周辺からの避難者を6月30日まで受け入れると発表しました。

良い話です。赤プリは有終の美を飾るわけです。しかし、バブルの象徴だった建物が

収益悪化で閉館し解体直前に大震災の被災者を受け入れる、今、我々は歴史の大転換期

に立ち会っているのですね。

http://www.princehotels.co.jp/akasaka/

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