4年連続のミシュラン三ツ星に輝く日本最高峰フレンチレストラン「ロオジエ」が

いよいよ3月末で一時営業終了。2年半の休業に入ります。

店の所在地である資生堂の銀座本社ビルが建て直しのため取り壊され新築

される為の処置です。これだけの店を仮店舗で営業するのは色々な意味で不可能

なので思い切って休業するそうです。そもそもロオジエは銀座8丁目の旧資生堂パーラー

の最上階にあったのですが、資生堂パーラーの建て直しの為、資生堂本社に移転した

経緯があります。その時点で資生堂本社の建て直しのスケジュールは大まかには

決まっていたはずなので、どこかの新築ビルに入居する事はできなかったのでしょうか。

資生堂本社に移転する際に改装工事費を数億円も要したそうですし、2年半も休業とは

あまりにももったいない・・・。まあ資生堂の経費なのでどうでもいいことですが。(笑)

さて、前置きが長くなりましたがそのロオジエに長年の念願叶い、ようやく訪れる事が

できました。今までに予約をしようとしても予約で一杯、キャンセル待ちでも既に7組の

キャンセル待ちがいる、との事で諦め続けて、もう5~6年の歳月が流れました。

しかし、このたび偶然か予約が取れました。ただし2ヶ月以上前の予約で、指定日は

平日でした。そして今後、閉店まで空きはないそうです。

そしてついに当日がやってきました。銀座資生堂本社の左側に新館が建っており

その一階に店専用の玄関があります。玄関には制服を着た守衛の方が立っています。

インテリアはアールデコ調。螺旋階段かエレベーターで2階のダイニングルームへ

昇ります。

さて料理のコースには3種類あって「ブルー」 「ブラン」 「ルージュ」です。

つまり「青」 「白」 「赤」でフランスの国旗の色ですね。

料理はランチコースの「ルージュ」を選びました。

前菜、スープ、主菜2品、デセールの5品ですが、実際はアミューズ・ブッシュ(突き出し)

プレデセール (デザートの前菜)、プティフール(コーヒー用小菓子)が別に出ます。

料理の詳細を書くと・・・。

<アミューズ・ブーシュ>

カリフラワーのムース オリーブオイル添え

<前菜>

ラパンのガランティーヌとリエット ベルジュ風味 パンポワラーヌ添え

<スープ>

温かいアスパラガスのスープ トリュフ風味のロワイヤル

<主菜>

シャンピニオンのリゾット 手羽先のファルシイ ジュトランシェ ローリエのオイル

牛頬肉のブレゼ シャンピニオンと牛舌のソテー添えマデラ酒ソース

<プレデセール>

<デセール>

ウフアラネージュ プラリネクリームとリンゴのコンポートと共に

<プティフール>

お好みのプティフールをワゴンから

となります。

<アミューズ・ブーシュ>のカリフラワーのムース オリーブオイル添え↓

カリフラワーがこんなムースになるなんて信じられません。

滑らかでスムーズな口溶け。突き出しからこのレベルは凄いです。

<前菜>のラパンのガランティーヌとリエット ベルジュ風味 パンポワラーヌ添え

うさぎの肉ですが、やや独特な味と食感。でも美味しい。

<スープ>の「温かいアスパラガスのスープ トリュフ風味のロワイヤル」

アスパラガスもこんな美味しいスープになるのですね。なにか魔法でも使っているので

しょうか・・・。

<主菜>の「シャンピニオンのリゾット 手羽先のファルシイ ジュトランシェ ローリエのオイル」

やや固めの米を使ったリゾットです。シャンピニオンはマッシュルームの事ですが、

シャキっとした歯ごたえ。手羽先のファルシイは柔らかで脂がたっぷりのった鶏肉。

やや風変わりですが美味しかったですね。

もう一つの<主菜>「牛頬肉のブレゼ シャンピニオンと牛舌のソテー添えマデラ酒ソース」

この牛頬肉が凄いです。一部ゼラチン状になっているほど柔らかでした。

ここからデセールですが、まず<プレデセール>から小型ビン入りのソルべ。

これもプレデセール。クリームブリュレやマカロンが出ますが、もうここら辺りでお腹が一杯です。(笑)

<デセール>の「ウフアラネージュ プラリネクリームとリンゴのコンポートと共に」

最後のデザート、<プティフール>はお好みのプティフールをワゴンから自由に選べます。

しかし、もうお腹が一杯だったので選んだのはほんの少し。(笑)

最近、主流のヘルシーなヌーベルキュイジーヌではなく、かといって正統派フレンチとは

やや異なる新しい感性の料理でした。技術的にも高度であり、味付け、調理の仕上げなども

完成度を追求していると思います。素晴らしい料理でした。サービスも素晴らしい。

2年半後にどのようなレストランと料理になって生まれ変わるのか期待したいです。

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