湯島天神での梅まつり見物のあと、近所の旧岩崎邸を見物してきました。
三菱の創設者、岩崎弥太郎の長男、久弥氏が自宅として建てた洋館です。
久弥氏は3代目の経営者となり三菱グループの発展、拡大に尽力しました。
(余談ですが岩崎久弥氏は友人の日銀出身の実業家、菅沼達吉氏の三男の
誕生の命名の際に名前を貸し、その久弥ちゃんは後に俳優、森繁久弥氏に
なったそうです。)
邸宅の設計は英国出身の建築家、ジョサイヤ・コンドル。鹿鳴館や御茶ノ水の
ニコライ堂の設計で有名です。日本銀行や東京駅を設計した辰野金吾は
コンドル氏の教え子でした。この邸宅は明治29年(1896年)つまり112年前に
完成しています。敷地面積は15000坪で建物は20棟以上ありましたが
現存するのは、この洋館と和館の一部、撞球(ビリヤード)室の3棟のみ。
和館は完成当時は550坪もあり、洋館より遥かに大きかったそうです。
その和館は1969年に「池之端文化センター 」等を建築する為に解体されました。
その文化センターも昨年に取り壊されていて時代の流れを感じますね。
この旧岩崎邸は2001年に一般公開が開始され、今年の3月に、改修、再塗装工事が
終わったばかりだそうです。ですので外壁は新築物件のようにぴかぴかでした。
内装は趣味や様式が時代を感じますが豪華で風格あるものでした。
112年前には一般の庶民には想像もつかぬ、超豪邸であったのでしょう。
 
 
 

 
 
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