自慢ではありませんが、実は小中学校の同窓会に出席した事がありませんでした。
同窓会の連絡通知もかなり昔に一回しか受け取らなかった記憶があります。
そして返事は出しませんでした。それ以来、一通も届かなくなったのです。
その同窓会に出なかったためか連絡網から外され?同窓会名簿に載らなくなった
のかもしれないと、以前から漠然と思っていました。
 
欠席した理由は、高校、大学の同窓生はもう大人に近いので、久しぶりに会っても
印象は変わらないし記憶もまだ比較的、残っているので、再会しても話が弾むのに対し
小中学校時代の友人は大人になる過程での成長率、変化代が大きく、再会しても認識
できずに思い出せない友人や同級生がほとんどだろう、と推測され、環境や価値観も
激変している事で困惑するのではと思ったからです。要するに「このオッサン、誰だっけ?」
というのが怖かったのです。(笑)
 
ところが数週間前、母校、世田谷区立千歳中学校創立60周年を記念して全卒業生対象の
同窓会が学校の体育館で行われるとの情報を、弟から入手しました。(弟も卒業生なので)
この機会を逃すと、もう一生、接点がないかもしれないと思い2月16日の開催日に
思い切って行ってみました。受付で参加人数を聞いたら、「200名位かもしれません」、との
返事。全卒業生数は1万7千人以上だそうで、出席率はかなり低いです。受付で会費を
払いネームプレートをもらって、そこに自分の卒業期と名前を記入して胸に留めました。
そして体育館をうろつきます。最初にたどり着いたテーブルにはまったく面識のない、
明らかに年配の先輩と明らかに若い後輩が飲み物を飲んで歓談していました。私も
仲間に入れていただきましたが、なぜか不思議にも話が弾む事!住居や近隣の
話題だけでも盛り上がりました。「○○の近くに住んでいます」と自己紹介する私。
「あそこはねえ。私が在学中は××だったのよ~」と大先輩の女性。私「ええ~?!」
てな具合でした。(笑) 若い後輩の女性が「どなたか知り合いにお会いになりましたか?」
と聞かれたので「今、着いたばかりなのでまだです。」と応えながら周囲を見回すと、
近所の農園のおじさんを見つけまして、すぐさま「あそこに、家の近所の畑のおじさんが
います」と答えたら、爆笑されました。(笑)その後、そこでしばらく会話していたら、あちらの
テーブルにいる方は同期の方ですよ、と教えてくれる人がいて、そちらに移動しました。
そこには7~8人の同期のグループがいてその中に2人だけ1年間同級生だった人間がおり、
お互いに気が付きました。すっかりオジサンになっていましたが面影はありました。
そのうちの一人は、卒業式の日に彼の卒業アルバムに私がデザイン画を描いてあげた
事を記憶していて、いまだに、その時の感動を覚えているのだそうです。私は、その
事はまったく憶えていないのですが、驚くと同時に温かいものがこみ上げてきました。
もう何十年も経っているのに、そんな事を憶えていてくれたとは・・・。めったに
経験できない感動でした。
 
話をしばらく続けるうちに、彼の口から卒業時のクラス会は行われていない事を知りました。
「やはり。やっていなかったのか・・・。」少しほっとした私でしたが、意外な言葉が彼の口から
発せられました、「担任の○○先生を囲む会はやってるよ。10人くらい集まってね。」
私はすかさず、「次回は呼んでね。」とお願いしていました。
 
 
 
 
 
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