会社の研修で志賀高原に1泊2日で行ってきました。
朝は気温1度、昼間の最高気温が10度で寒かったですが、快晴に
恵まれ、快適に過ごせました。紅葉が始まっていましたが、例年より
10日ほど遅れているそうです。やはり地球温暖化の影響でしょうか。
 
下の画像は「一沼」。宿泊したホテルの近くにある沼です。
 
研修と言うと、通常、テーマは人材育成とか生産性向上とか商品開発の
マネジメントとかが普通ですが、今回のテーマは「環境」。
数日前にノーベル平和賞を受賞したアメリカのゴア元副大統領の
受賞理由は自作の映画なども含めた地球温暖化問題への取り組み
なので何とタイムリーな研修だったのでしょうか。
このテーマは自然環境に包まれた志賀高原でこそ、開催するにふさわしい
と申せましょう。
そして、研修旅行の様々な面で「環境」を意識した配慮が加えられており
その意味でも良い社会勉強になりました。
 
移動手段は長野新幹線とバスだったのですが、研修旅行の運営事務局は
ツアーの手配をJTBに委託、JTBは環境に優しい新しいエコツアーブランド
「GREENSHOES(グリーンシューズ)」を発表して話題になっていたそうですが
その第一弾商品となる「CO2ゼロ旅行」を今回の研修旅行に採用しました。
 
エコツアーメンバーに配布されるバッジ。
 
JTB関東、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ、自然エネルギー.コム、
環境エネルギー政策研究所の4社で共同開発したパッケージツアーだそうですが
旅行の際に移動などで排出されるCO2を、グリーン電力証書のしくみを利用する
ことによって、オフセット(相殺)する旅行だそうです。
 
グリーン電力とは、自然エネルギー(風力発電、太陽光発電、水力発電、地熱発電、
バイオマス)で発電された電力ですが、それらの発電施設の運営や建設に投資する
目的で電気料金に上乗せして別料金を寄付する事により、太陽光発電や風力発電を
使用したと見なしてくれるのです。
 
つまりツアー代金にグリーン電力使用分を追加して払えば、ツアー全体で排出された
CO2を相殺する、という仕組みなのです。ツアー全体で使われる新幹線や鉄道の電力、
バスの排出ガス、ホテルの電力などの合計から電気料金とCO2の総排出量を算出して、
それに見合うグリーン電力使用料を払えばツアーで排出されたCO2をゼロとして認定して
くれるのです。実際に排出されたCO2がゼロになるわけではないのですが、地球温暖化を
食い止めるには有効な方法であり、新しいビジネスモデルとも言えますね。 
 
例としては40名で東京発、新幹線・バス・宿泊施設を利用しての京都2泊3日旅行の場合、
通常の旅行代金に加算して、300~600円程度のグリーン電力代金および、証書発行代金
が必要になります。
 
今回の研修ではその他にも、会議中の弁当はリサイクル素材で作られた容器が
使われていたり、割り箸を使わないよう、「マイ箸」を配られたり、バスも新型の低排出
ガス車でアイドリングも出来る限り無くしたり、と環境に配慮した研修となりました。
 
もちろん研修内容もすべて「環境問題」です。省エネ活動はもちろん、産業廃棄物の
削減、リサイクル素材の利用、など社員や組織の意識や発想を転換すべく講義や
議論が重ねられました。
この研修経験を生かして、いかに会社のCSR(Corprate Social Responsibility
企業の社会的責任)を果たしていくか、それは会社だけではなく私たち個人にも
いずれは跳ね返ってくる問題点なのです。
 
 
 これは同じく志賀高原の沼で「長池」です。標高は1580mくらいでした。
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